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京都みなみ会館「オーディナリーなライフにブリリアントな瞬間があるんだよナイト」

京都みなみ会館 オーディナリーなライフにブリリアントな瞬間があるんだよナイト「パンと映画をめしあがれVol.10」開催決定!

   

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PAINLOTではパンと映画を楽しんでもらう「パンと映画をめしあがれ」を京都みなみ会館にて不定期で開催してきました。その京都みなみ会館は2018年3月31日に一時閉館することが、12月1日に発表されています。建物の老朽化が主な原因とのことですが、思い入れのある場所でのイベントも残り数回となりました。

12月23日(土)、この日は京都二条カフェパランにてシュトーレン食べ比べイベント「Stollen Night!!」を終えたあと、京都みなみ会館にて「パンと映画をめしあがれVol.10」の開催が急遽決定! 23時45分からのオールナイト企画〈オーディナリーなライフにブリリアントな瞬間があるんだよナイト〉では、マイク・ミルズ『人生はビギナーズ』、ジム・ジャームッシュ『パターソン』、ウェイン・ワン『スモーク』の3本が上映されます。

PAINLOTは自作の詩を基に洋菓子を作るオルタナティヴなパティスリー「Nowhereman」、NYスタイルのベーグルやベイクなアメリカンスイーツが得意な「Radio Bagel」にお声がけしました。映画ではアメリカならではの焼き菓子やスイーツが登場するとのことで、まさにハマリ役な2店による甘いものを一緒に楽しんで頂ければと思っています。

オーディナリーなライフにブリリアントな瞬間があるんだよナイト

京都みなみ会館「オーディナリーなライフにブリリアントな瞬間があるんだよナイト」上映作品映画の紹介です。

2012年公開『人生はビギナーズ(BEGINNERS)』は、2005年に『サムサッカー』にて長編映画監督デビューを飾ったマイク・ミルズによるハートフル・ヒューマン・ストーリーです。マイク・ミルズと父親との関係をもとに脚本を書き上げて映像化したことでも話題となった作品で、ユアン・マクレガーが主演、クリストファー・プラマーやメラニー・ロランが共演しています。2016年には『20センチュリー・ウーマン(20th Century Women)』を封切っており、こちらも京都みなみ会館にて上映されています。

ジム・ジャームッシュの『パターソン(PATERSON)』は、ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手の夫パターソンと妻ローラによる7日間の物語。パターソンは詩を秘密のノートに書き、ローラはカップケーキやタルトなどを焼きます。映画には日本人俳優の永瀬正敏も出演しています。

1995年に上映されたウェイン・ワン『スモーク(SMOKE)』はポール・オースター『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』を映画化した作品。アメリカ、日本、ドイツ合作映画で、ブルックリンを舞台に物語が展開するヒューマン・ドラマです。

詩と洋菓子のクリエイションブランド「Nowhereman(ノーウェアマン)」

「Nowhereman」の長野さんとは随分前に知り合いました。というよりも僕が一方的に知っていたのです。もう6〜7年くらい前になると思うのですが、オルタナティブなロックミュージックやシューゲイザー系の音楽が好きな焼き菓子職人が京都にいる、ということをどこからか聞きつけ、興味を持っていたのでした。詩をお菓子に添えて販売するというのもユニークだと思いますが、僕も音楽がすごく好きでしたし、また学生時代にビートニクスへの関心もあったので、Nowheremanがやっていることって、本質的というか、自然なことのように感じていました。

イベントなどで何度か長野さんのケーキを買う機会があったのですが、ご無沙汰になっていたのですね。『パターソン』上映に際し、京都みなみ会館のスタッフからNowheremanに頼むしかない!と相談を受け、僕もそう思いました。そして長野さんに連絡したところ、ジム・ジャームッシュも好きだし、『人生はビギナーズ』も何度も見ていると。そして京都みなみ会館にもよく足を運んでいたとメールを頂きました。

クリスマスシーズンでとても忙しい時期のため、本来はご依頼をお断りしているとのことですが、今回は特別に出品して頂く運びとなりました。焼き菓子を数種類用意して頂けるとのことです。この3本はNowheremanの作品と極上の相性だと思います。美しく、切なくて儚いお菓子を、映画とともに楽しんで頂けると幸いです。

NYスタイルのベーグル専門店「Radio Bagel」

京都北山にあるNYスタイルのベーグル専門店「Radio Bagel(レディオベーグル)」は、京都みなみ会館〈パンと映画をめしあがれ〉でも何回か協力頂いているお店です。むちむちのベーグルは本場さながら「チューイー」な食感で、食べごたえがあります。また、スコーンやキャロットケーキ(カップケーキ)などのアメリカンスイーツも作っていて、この企画にぴったりだと思いました。店主はブルックリンにも足を運んでいて、今のアメリカを体感しています。NYやブルックリンのストリートやカルチャーと深い関わりのあるベイクなお菓子を味わいながら、映画を楽しんでください。

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