京都の面白パン巡り編を担当！パンを題材にした漫画『パンラボ&comics2』発売、関連イベントも決定！

2016/09/18 2016/09/29

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『パンラボ&comics2』京都・国立・フランスの農家パン、漫画で紡ぐパンと作り手と小麦の世界

「その土地に赴きパンを味わい、もしくはその土地に住む漫画家にパンで日常を切り取ってもらう」というコンセプトのもと、2016年7月15日にガイドワークス社から刊行されたのが『パンラボ&comics』だ。パンラボ池田浩明さん、堀道広さんなどが書き綴ったパンの漫画は、ブレッドギーク（パンおたく）を中心に笑いとパン愛を振りまいた。

そして早くもシリーズ第2巻『パンラボ&comics2』が10月1日（日）リリースされる。コンセプトは前巻と同様で、国立や溜池山王などの地域、新麦やクロワッサンなどのパンをテーマにしたマンガが並ぶ。この中ではPAINLOTも参加しており、京都の面白いパン屋さんの巡り方をテーマとした「京都ブレッド・ハーモニクス♪♪」の監修、京都のパン巡りMAP+解説、「パンあるある」のネタだしとコメントを担当。

発売を記念したイベントも続々と決定。9月30日（金）は島根県松江市の衣食住を主とした書店アルトスブックストアにてトーク+京都のパン販売イベントを、10月22日（土）は京都市二条のスペシャルティコーヒー専門店カフェパランにてパンラボ池田浩明さんと京都在住の漫画家であるグラサン夫人を招いたトーク+東京vs京都パン野球対決を実施する予定だ。

実りの秋は、新麦の収穫時期でもあり、いもくりなんきんがゴロゴロ入ったパンが美味しいでもある。テロワール（土地の味）を感じることが出来るマンガとイベントを楽しみ、パンに対する情熱や愛を注いで頂けると言うことなしだ。以下の記事では『パンラボ&comics2』の目次やイベント情報を紹介しよう。

堀道広さん、山本ありさんらが描く『パンラボ&comics2』に収録された内容の目次（コンテンツ）

2016年10月1日（土）にガイドワークス社から発売される『パンラボ&comics2』では、以下の内容が収録されている。

新麦たぬき堀道広+池田浩明 / さすらいのクロックムッシュ氏京都・丹後で農家パン屋を目指す青年・後編[フランス編] 堀道広+池田浩明 / 池田浩明の取材後期・ペイザン・ブーランジェについて / 山本ありのこだわりサンドイッチ・レシピ[その1〜その3] / 思い出とパンぱんとたまねぎ / 京都ブレッド・ハーモニクス♪♪ グラサン夫人+PAINLOT 山田慎 / パンは自転車にのって・国立〜立川めぐり山本あり / 京都・国立〜立川パン巡り[MAP+解説] 山田慎&山本あり / さすらいのクロックムッシュ氏溜池山王[ピタ・ザ・グレート]編堀道広+池田浩明 / 池田浩明の取材後期・グレートなピタについて / パンあるあるパンラボ×PAINLOT・雑談コラボレーションあかいこうじ / 山本ありのこだわりサンドイッチ・レシピ[その4〜その6] / クロワッサン・トレーニング若尾はるか+太田律子 / 山本ありのこだわりサンドイッチ・レシピ[その7〜その10] / さすらいのクロックムッシュ氏 #3湯河原・ブレッド&サーカス（再録）堀道広+池田浩明 / クラストマニア若尾はるか

『パンラボ&comics2』目次

「京都ブレッド・ハーモニクス♪♪」について

京都在住のマンガ家であるグラサン夫人は『パンラボ&comics』にて「京都カツサンド事情」を担当。今回はPAINLOTとタッグを組み、京都のパン屋さん5軒を巡り、漫画化に至った。その経緯を説明したい。

『パンラボ&comics』に収録されている山本ありさんのマンガ「パンは自転車にのって鎌倉自転車パン屋めぐりと4コマとドイツのパン屋めぐりの話」にも登場する、ガイドワークス社の慶徳さんから、6月14日にメールにてこんな依頼が来た。

「“誰も知らない京都の面白系パン屋めぐり”的な漫画にご協力していただくことは可能でしょうか？」

パン屋さんに行くと、飾ってある本だとか、かかっている音楽だとか、スタッフが来ている服だとか、そう言ったものに対して興味が沸く。その人が歩んできた人生や生活を想像することが楽しいのと、それがパン作りに活かされていると感じるからだ。もちろん、パンが美味しかったらそれはそれに越したことはないけれども、それ自身がいいパン屋さんの条件とは限らない。もっというと、いいパン屋さんというのは人それぞれであるが、作っている人のことが分かると、そのパンにも親しみが沸く。

PAINLOTの場合、音楽の趣味が合うパン屋さんはどうしても好きになってしまう。今回の「京都ブレッド・ハーモニクス♪♪」では、音楽が鳴る京都のパン屋さんを取材し、グラサン夫人に描き起こして頂いた。この漫画はパンなのか、音楽なのか？　という振り幅を持った、唯一無二のストーリーに仕上がっているので、ぜひ読んでからパン屋さんに向かってほしい。パンの美味しさ以外にも新しい発見があるはずだから。

「京都パン巡り[MAP+解説]」について

「京都ブレッド・ハーモニクス♪♪」で紹介したパン屋さんのMAPと一言コメント、そして「音楽を聞きながら京都のパンを食べるのだ！」という2000字コラムを寄稿。子供の頃は堅いバゲットが嫌いで、パンと言えばあんパンくらいしか食べなかったのに、どうしてパンに目覚めたのか。京都におけるパンと音楽の関係などを書き綴っている。パンが好きな人は京都の音楽を聞くようになり、京都の音楽が好きな人はパンを食べるようになる……。そのような想いが伝わると嬉しい。

「パンあるあるパンラボ×PAINLOT・雑談コラボレーション」について

6月1日、場所は大阪梅田。新麦コレクションが主宰する滋賀県の大地堂ツアーの打ち合わせに参加した。PAINLOTはコンズサイクル蛸薬師店7周年記念企画〈トーキョーバイクで巡る、初夏の京都でパンライド〉のガイドをするため、ツアーには出席できなかったが、話だけでも聞きたかったので、阪急電車で京都から大阪まで飛んでいったのだった。

パンラボ池田浩明さん、パンヲカタル浅香正和さんらとの談笑の中で、「実はパンあるあるを色々思いついているんですよ」と切り出した。パン編、パン屋編、パン作り編でストックがあったのだが、予想以上に大盛り上がり。後日、書籍化の話が持ち上がるまでになる。『パンラボ&comics2』では、パンラボ池田浩明さん、PAINLOTがネタ出し、あかいこうじさんが漫画化を担当した。思わず唸ってしまう「パンあるある」ばかり。皆さんも「パンあるある」をお持ちだと思うので、『パンラボ&comics2』発売記念イベントなどでぜひ教えて欲しい。