【初日レポート】とびばこパン、だし巻きサンドなど売り切れ続出!阪急うめだ本店〈第2回 阪急パンフェア〉に行ってきた
2016/05/27
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当サイトでもお伝えした通り、5月25日(水)〜31日(火)まで阪急うめだ本店9階催事場にて〈第2回 阪急パンフェア〉が行われている。PAINLOTもあのパンこのパンを求めて、京都河原町から阪急電鉄に乗り込み、梅田目指して一直線。15時前に会場入りした。気軽に買おうかと思っていたが、平日にも関わらず大盛況。売り切れ続出で大いに盛り上がっていた初日レポートをお届けしたい。
迷路というかダンジョンの梅田駅から阪急うめだ本店へ向かいます
「梅田駅はダンジョンである」とよく言われているが、筆者も毎回迷いそうになる。駅の案内看板が分かりづらいので、しっかり見てから歩きたい。また、iPhoneやAndroidなどの「Google マップ – リアルタイムの乗換案内、交通情報、および周辺のスポット検索」をあらかじめダウンロードし、進行方向を確認することが大事である。そうこうしている内に、阪急うめだ本店に到着。
阪急うめだ本店〈第2回 阪急パンフェア〉の看板を発見しました
「全国各地から、噂のパン屋さん100店が参加 第2回 阪急パンフェア」と書かれており、帽子パンやとび箱パンが写っている巨大看板。筆者も発見したが、いくつかの場所で見かけることができるだろう。9階までエレベーターまたはエスカレーターで登っていく。
食パン・地元パン・うわさパン 集めに集めて!ブースが素晴らしいです
9階の催場には多くの人がいた。場内の一部通路では歩きづらいほどとなっている。到着した時刻は14時50分頃だったので、15時に販売を開始するブース「食パン・地元パン・うわさパン 集めに集めて!」に向かった。
すでに行列が出来ており、約50人くらいが並んでいた。筆者が求めていたパン屋さんとは、ソーケシュ製パン×トモエコーヒー(北海道喜茂別町)、奥土農場石窯パン工房(北海道ニセコ町)、cimai(埼玉県幸手市)、カノムパン(神奈川県鎌倉)だ。「こりゃ自分の前で売り切れるかもしれないし、期待は持たないでおこう」と考えながら列に並ぶ。自分の後ろにもどんどん人が並んでいく。
「食パン・地元パン・うわさパン 集めに集めて!」のブース内には20分後くらいに入れた。意外と早かった気がするが、パンを求めてこんなに並んだのは久しぶりである。このブース内では日替わりまたは数日間限定で出品している全国のパン屋さん、様々な食パン、そしてユニークなご当地パンを買うことが出来るのだ。11時、15時、18時に販売スタートのパンを狙っている場合、開始30分前くらいに並んでおいた方がいいかもしれない。なお、このブースのレジではクレジットカード決済に対応している。
この日は大阪香里園の飛び出すパン屋さん「七穀ベーカリー」がブース入り口で出迎えてくれた。キャロブの食パンやドーナツが美味しいので、一度味わって欲しい。
ソーケシュ製パン、奥土農場、cimai、カノムパンを買いました
筆者が求めていたパン屋さんの商品には余裕があり、ソーケシュ製パン×トモエコーヒー「パン・ド・カンパーニュ」「食パン」、奥土農場石窯パン工房「開拓者のパン」、cimai「メープルアーモンドスコーン」、カノムパン「ヴィーガンシナモンロール」を購入。大きな収穫だったが、cimaiはパンが売り切れたのかスコーンしか置いてなかったのは残念だった。いつかお店に行こうと気持ちを入れ替えた。
高知の元祖ぼうしパンや菱田ベーカリーの羊羹パンほか、ご当地パンも豊富です
それから、このブースでご当地パンを物色。清水屋食品(岡山)「生クリームパン(チョコ・いちご・カスタード)」などが完売。ちなみに「岡山こだわりマーケット 岡山村」でも送料無料セットをネット販売しているので、気になる人は利用しよう。
福山黒酢の鹿児島郷土菓子的な米粉蒸しパン「黒酢ふっくらふくれ菓子プレーン」も15時半の時点で完売。通販を探してみたが見当たらないので、気になる人は午前中に行くとよいだろう。
パン祖こと江川太郎左衛門英龍公のあんぱんを手に入れました
筆者が手に入れたのは松田商店「パン祖静岡あんパンお茶」だ。江川太郎左衛門英龍公(江川坦庵公)と言えば、日本で初めてパンを焼いたとされる人物で「パン祖」なのである。毎年1月に伊豆地方では〈パン祖のパンフェア〉という催しが行われており、全国高校生パンコンテストなどが実施される。そのパン祖が描かれたあんパンは、静岡特産の緑茶を生地に練り込んでいるから、緑色に染まっている。小豆味とミカン味も用意されている。パン祖が描かれているパッケージも渋い。このパンはネットで販売されていないため、気になる人は会場で手にしよう。
高級デニッシュ食パンのパンドグロワールは一度食べてみて欲しいです
このブースでは食パンコーナーも見どころいっぱいである。アペリラ(京都)、ピカポロンツァ(京都)、成り松(大阪)などが出品しているが、やはりオススメはパン屋のグロワール「パンドグロワール」だろう。PAINLOTが制作した通販サイト「お取り寄せデニッシュ食パンのグロワール 大阪千林大宮のパン屋さん」でも全国にお届けしているので、ぜひ食べて欲しい。高級デニッシュ食パンでは珍しいパネトーネ種を酵母とし、バターの香りも大変良く、ふわふわしっとりの食感が優しい。少しトーストすると香りが引き立つので、試してみてはどうだろうか。パンラボ池田浩明さん、パンヲカタル浅香正和さんもおすすめする、パンライターを虜にした食パンなのだ。
だし巻きサンド、とびばこパン、タマゴカツサンド、フルーツサンドなどが完売していました
16時の時点で完売が色々とあったので記しておこう。ル・プチメックのパンを使用した京都今出川knot cafe(ノットカフェ)「だし巻きサンドとコーヒーのセット」や、大阪津久野パンサンジュの可愛らしい「とびばこパン」などが、スタートから5時間あまりで完売御礼となった。それ以前には北新地サンド「タマゴカツサンド」、大阪上本町の山口果実「フルーツサンド」が終了していた模様。そして大阪高槻のコッペパン専門店ゆうきぱん「あんマーガリン」には長蛇の列ができていた。上記の店舗は梅田から約1時間程度で行ける範囲にあるため、パンフェアで購入できなくてもお店へ向かえば大丈夫だ。
ペルケオ「ブレッツェル」とパンの小屋「パン・オ・ショコラ」も売ってました
その他に買ったのは和歌山県のメゾンフルリール「ガトー」。オレンジピールとカシュナッツが入ったハード系のフランスパンで、赤ワインなどにも相性良好。これにて筆者の買い物は終了したが、京都岡崎のベッカライ・ペルケオ「ブレッツェル」、兵庫県宝塚のパンの小屋「パン・オ・ショコラ」を一度は食べておきたいパンとしてオススメしておこう。
イートインスペースを併設。職人たちによる生のパン作りも見れます
場内ではイートインスペースを併設し、購入したてを立って食べることもできる。また、多くのお店がブースでパンを焼いているので、パン作りの風景を楽しむことができるはず。仕事の現場は普段なかなか見れないと思うので、貴重な体験が出来るだろう。
阪神梅田本店〈うめいちマルシェ〉の食パンは完売早いです
お隣の阪神梅田本店では〈うめいちマルシェ〉が行われている。ブーランジュリーメルク、泉北堂、一本堂などが各階のイベントスペースで自慢の食パンを販売。ただ、16時半の時点でほぼ完売していたので、気になる人は午前中に駆けつけたい。
大阪梅田、中津、中崎町はおいしいパン屋さんが多くて沢山買ってしまいます
梅田周辺はROUTE 271、デ トゥット パンデュース、DEEN & DELUCA、シティベーカリー、ジョアン、ドンク、アンデルセン、ブーランジェリーアン、アンデルセン、PAUL、ラミデュパン、HATSUTATSU、カンテグランデベーカリー、ウステトパン、ささのはパン、ブーランジェエスカガワ、レブレッソなど、パン屋さん密集地帯である。阪急パンフェアと共にパン屋さん巡りもおすすめだ。