【レポート】ジェイアール京都伊勢丹〈第2回 パンフェスティバル〜パンとコーヒーのある暮らし〜〉
2016/09/02
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ジェイアール京都伊勢丹〈第2回 パンフェスティバル〜パンとコーヒーのある暮らし〜〉は、初日、2日目とも盛況で、いよいよ週末を迎える。特設サイト「2016 京都パンフェスティバル|ジェイアール京都伊勢丹」を読んで頂いた上で、この記事では会場のレポートをお届けする。これから行く人、再び行く人のために参考になると幸いだ。
軽井沢本店限定の「丸山珈琲のクラシックブレンド1991(深煎り)」
長野県の丸山珈琲は自家焙煎豆を中心に販売。試飲も可能で、じっくりと吟味することができる。また、まもなく販売される新商品「丸山珈琲の基準水」と豆を使ってフレンチプレス式で入れるコーヒーのイートインも可能。パンフェスティバルで購入した商品も一緒に楽しめる。PAINLOTおすすめの「丸山珈琲のクラシックブレンド1991(深煎り)」は軽井沢本店限定の商品。この機会に美味しいパンとビターなコーヒーを堪能してほしい。
パン工房ロゼッタの「梅チーズベーコンエピ」
滋賀県からはパン工房ロゼッタがハード系を中心に用意。フランスパン生地に練り梅・チーズ・ベーコンを包んだ夏らしいパン「梅チーズベーコンエピ」は、ゴマの香ばしさが更に美味しさを引き立てている。
ベイクハウスメールの「クランベリーとブルーベリーとクリームチーズのカンパーニュ」
京都長岡京にあるベイクハウスメール。もちもちでヒキの強いパン生地が美味。「クランベリーとブルーベリーとクリームチーズのカンパーニュ」は、フランス粉と石臼挽き粉とライ麦を配合させた粉に、天然酵母「ルヴァン」で低温長時間発酵させた風味豊かなずっしり系ハードパン。ドライクランベリー、ドライブルーベリーを練り込み、爽やかな甘味と酸味を演出し、クリームチーズたっぷりで食べごたえ有り。
雨の日も風の日も「くるくるセイバリー」
京都北大路の「雨の日も風の日も」はコンテスト受賞作「くるくるセイバリー」「上弦の月」を初日と2日目のみ販売。「雨風食パン」は3日目に限定50個を用意する。
シニフィアン・シニフィエの「バゲット・オ・マロン」
志賀勝栄シェフのシニフィアン・シニフィエ(東京三宿)は各日1種類を出品。初日は季節商品「バゲット・オ・マロン」。2日目は「パン・ド・ミ」、最終日は「バゲット・プラタヌ」を販売する。
ブーランジェリー・オペラの「ノア・レザン」「全粒粉クロワッサン」
京都産小麦など、素材にこだわる北野天満宮ブーランジェリー・オペラ。大きいハード系パン「ノア・レザン」や「全粒粉クロワッサン」など滋味深いものを用意。
ル ビアンのフランスパン
京都初出店となった兵庫・大阪・東京に展開するル ビアン。バゲット、クイニーアマン、バナナブレッド、ラスク、催事限定商品などを用意。初日はル ビアン・ミッシェル氏も会場入りし、ブースに立った。
パンスケープの「全粒粉食パン」
京都二条と福岡薬師院に店舗を持つパンスケープ。挽きたて全粒粉100%の食パンは、小麦を丸ごと挽いているので、風味も栄養価も高い。ぼそぼそしがちな全粒粉パンも、パンスケープの手にかかればしっとりした食感に。見た目以上に食べやすく、トーストすると大変香ばしくなる。
グロワールの高級デニッシュ食パン「パンドグロワール」
日替わり食パンコーナー初日は、大阪千林大宮グロワールの高級デニッシュ食パン「パンドグロワール」。オープンから約2時間で完売する人気ぶりだった。PAINLOTも特設サイトでBEST 8に選んだが、通販サイトでも購入できる。気になる方は「お取り寄せデニッシュ食パンのグロワール 大阪千林大宮のパン屋さん 通販」をチェック。
究極のトースター「バルミューダ ザ・トースター」
究極のトースター「バルミューダ ザ・トースター」は土日のみ実演も行う。スチーム機能で、外はパリッと、中はふっくらと焼き上げる。チーズトースト、クロワッサンなどのモードあり。毎日大活躍してくれるはず。デザインも秀逸だ。
津乃吉の野菜じゃむ各種とディップ2種
清水寺に近い京阪清水五条駅からすぐ、津乃吉は京だし専門店の老舗である。和素材を使った野菜じゃむが催事に初登場。前回の記事「」では「梅酒じゃむ」を紹介したが、ごぼう、にんじん、セロリも美味。野菜特有の苦味やクセを適度に抑えつつ、旨みを引き出しているので、パンに塗ってもおいしい。ユニークだが京都っぽさもあり、一度試してみてほしい。予想以上にパンとの相性の良さを感じ取れるはず。
一方、ディップは百万遍の京大北門近くにあるベジカフェダイニング「TOSCA」とのコラボ商品。「芽ひじきとにんにくのディップソース」「トマトとくるみのディップソース」の2種で、パスタ、バゲット、魚介系などと組み合わせが良い。様々なアレンジを楽しめるので、料理好きな人におすすめだ。
滋賀県蒲生郡竜王町で作られている湖華舞のチーズ各種
湖華舞(古株牧場)は琵琶湖のある滋賀県近江八幡市から南下した蒲生郡竜王町にある。詳しくはジェイアール京都伊勢丹〈パンフェスティバル〜パンとコーヒーのある暮らし〜〉特設サイト「2016 京都パンフェスティバル|ジェイアール京都伊勢丹」をご覧頂きたいが、パンをより美味しくするチーズの数々が催事に初登場。せっかく関西に住んでいるのだから、地元で作られたチーズを味わってほしい。
乳酸菌で固めて発酵を促進させた酸凝固熟成のナチュラルチーズ「つやこフロマージュ」は国産チーズコンクール「JAPAN CHEESE AWARD」にて金賞を受賞し、日本航空ファーストクラスの機内食にも採用されている、湖華舞の看板商品。更に熟成させてから、EXバージンオリーブオイルと乾燥ハーブに漬け込んだ「つやこフロマージュ ハーブオイル漬け」は、スパイシーな料理と合わせたい。
フレッシュタイプのナチュラルチーズ「Koka Blanc(コカブラン)」は、なめらかなクリームペーストのようで、バゲットに塗るのもおすすめ。ハチミツやオリーブオイルとの相性が良い。
酸凝固のチーズにラム酒漬けレーズンを合わせた「デザートチーズ」は、そのまま食べても、ヨーグルトなどに少し入れても美味しい。
熱するとトロりと伸びるモッツァレラチーズ「Comme Un Oeuf(コム・アン・ウフ)」は、ピザのトッピングに最適。
ジェイアール京都伊勢丹〈パンフェスティバル〜パンとコーヒーのある暮らし〜〉特設サイトでも紹介した「レギュム」。薄くスライスしてパンに乗っけたり、削ってかけても。トーストすると最高のチーズトーストが出来上がる。コク、風味、芳醇な香り。文句なしに最高。
山羊の乳で作った酸凝固タイプ「シェーブルチーズ(Fromage de Chevre)」。かなりクセがあるが、ライ麦パンや全粒粉パンとの相性はピカイチ。酸味が強い自家製酵母パンなどとの組み合わせも素晴らしい。ちなみに山羊は牧場で飼われているので、機会あればぜひ見に行って欲しい。
銀座木村屋の伝統の味「酒種五色」「銀座クリームメロン」「シナモンレーズン」
「酒種五色」は、「桜」「小倉」「けし」「うぐいす」「白」の酒種あんぱん5個入りで、銀座木村屋の集大成とも言える。香ばしさ、甘み、コク、風味などの違いを楽しみながら食べたい。
生地にメロンピューレを入れた贅沢なメロンパン「銀座クリームメロン」。クリームの中にもメロン果汁を入れているため、ミルキーな甘みの中にメロンの味わいがある。外側のクッキー生地はもちろんサクサクだが、トーストすることでより食感と香りが引き立つ。正真正銘の「メロンパン」だ。
山型食パン「シナモンレーズン」は、ラム酒漬けしたカリフォルニア・レーズン、ふわっと香るシナモン、練乳や卵などを生地に使い、しっとりした味わいになっている。水洗いしたレーズンとフォンダン(砂糖衣)がじゅわっとした甘みを演出。食感のアクセントにもなっている。
パンを気に入ったら実店舗へ向かおう
日替わり食パンは特に完売が早い。また、お店によっては行列もできる。ル ビアン、ブルージュ洛北「フレンチトースト」あたりが混雑していた。その他の店舗も並ぶ場合がある。思った以上に回転が早いので、待ち時間は少ないだろう。17時から販売のサンクパンは19時半過ぎまで商品が残っているので、仕事帰りの場合でも購入可能。もしも売り切れていた場合は、普段あまり買うことがないパンを選んでみるのもいいかもしれない。チーズ、野菜ジャムは日持ちもいいのでおすすめだ。いずれにせよ、パンフェスティバルでいいお店に巡り会えたら、実店舗へ足を運んで欲しい。催事で販売されていないパン、お店や人の雰囲気も確かめることができるはず。